Posting on 21 Jul 2017
日本のユネスコ運動70周年を記念した全国大会が仙台にて盛大に行なわれ、二日間に亘って記念の演奏を行ないました。一日目共演してくれたチェリスト・玉川克氏の協力に感謝いたします。玉川君も演奏活動を通じて社会貢献に取り組んでおられるひとりです。
さて第二次世界大戦後、日本がまだUNESCOはおろか国連にすら加盟していなかった頃すでに仙台から世界初となる民間ユネスコ運動が始まった。UNESCOの理念は心の持ちようを説くものであるから、それらを実践してゆくためには根気が要る。戦後凄い力で国を甦らせた日本の「草の根の精神」がユネスコ活動のうえでも日本のみならず世界を支えてきていると言えよう。
次世代を担う青年部の成果は素晴らしい!先人が培ってきたものを引き継ぎながら、新しい発想を加える若者たちとぜひ一緒に活動させてもらいたいと強く感じた。世代や立場を越え価値観を共有できれば、ユネスコ活動も益々発展し延いては平和な世界の実現につながると信じる。
大会では、ノーベル平和賞を受賞したIPCCの前議長パチャウリ氏も講演を行なった。1912年の新聞記事にすでに地球温暖化問題が提唱されていたことは驚きだが、当時の予測よりも何倍も温暖化が進んでおり、世界のめざましい発展と比例して状況も悪化していることに危機感を覚える。パチャウリ氏は地球温暖化防止のために個人ができることは探せばたくさんあると話す。環境保全に繋がる企業の様々な開発などに期待しながら、私たちが行なうべき多少の不便さへの我慢も実践してゆきたい。
これからもより良い世の中が築かれることを願って一生懸命弾いてまいります!