Posting on 14 Mar 2016 for BLOG
犠牲者への鎮魂の祈りに全身全霊を捧げるべく3月11日、震災によって被災したご家庭の子どもたちを支援するチャリティー・コンサートを開いた。戴いた入場料は全額「ユネスコ協会就学支援奨学金」に寄附し、更に少しでも多くの支援を子どもたちに送りたい願いから、終演後には募金もさせていただいた。おかげさまで120名のお客様から入場料を含め総額\577,125-の支援金をお預かりし、16日に日本ユネスコ協会連盟に届けます。
ピアノの佐野隆哉さんもゲストにお迎えしたオーボエの最上峰行さんも、やはり親戚やご実家が被災され、最上さんは友人や遠い親戚も亡くされている。お二人の演奏が卓越しているのは言うまでもないが、この3.11に奏でる音には特別な想いがたくさんが込められていたに違いない。演奏家として復興に貢献する使命感を抱く佐野さん、『「自分は生きていてごめんなさい」と考えたこともあった』と話された最上さん。オーボエとピアノの音色に聴き入りながら、僕は舞台上で何度も涙をこらえた。
5年という時間を“もう”と感じるか“まだ”と捉えるかは人それぞれであろう。しかしどんなに月日が流れても、消え去らない苦しみや哀しみを被災した方たちは心に持っている。そういう方々が居るのだということをいつも忘れない、それが私たちの続けるべき“できること”なのだと思う。
このコンサートへの被災地写真展示を協力いただいた三浦寛行さん、いつも手伝ってくれるよっぴ(va)とかずごん(vc)、そして大切なG.P.で要の助言をしてくれたチェリスト玉ちゃん、あらためて厚く御礼申し上げます。
今回早い段階からチケットが無くなってしまい、問い合わせいただいても大半のお客様には断わらなくてはならず大変申し訳なかったです。ご来場の方々には募金箱にも気持ちを入れてくださり奏者・スタッフ一同、心より感謝申し上げます。